【幸せをつくる無敵の言葉学】
松本エリハです。
夢って・・・なんですか?
突然ですが、夢って何でしょうね。
・願うもの
・かなえるもの
・かなうかどうかわからないもの
いろんな定義があると思います。
でもね。
夢は今、かなっているから、目の前に現象としてあらわれているのです。
もう一度言いますね。
夢は今、かなっているから、目の前に現象としてあらわれているのです。
できるだけ簡潔にしますね。
少し集中して、ついてきてください。
エリハ的「夢と現実」考
夢と現実の関係として、
これまで代表的とされてきたのは
この2種類です。
【従来の考え方:A】
①夢を持つ
↓
②かなう
【従来の考え方:B】
①夢を持つ
↓
②かなわない
現実に起きるのは、
A(かなう)またはB(かなわない)のどちらかです。
これ以外は起こりません。
さて、夢を抱いて現実を見たときに、
結果がAだったかBだったかで
私たちは喜んだり落ち込んだりしてきました。
①→②→①→②・・・
と、
夢と現実は交互に訪れます(と、信じていました)。
カンタン、順番をずらすだけ。
この、
①
↓
②
という流れを、このようにずらします。
②(起きた現実)
↓
①(これが私の夢だ)
↓
②(起きた現実)
↓
①(これが私の夢だ)
・
・
・(以下つづきます)
この「順番をずらす」という作業をしたときに
見える現象としては、
「見慣れた日常がただ目の前に現れる」
というもの。
感動も感激も、
特にありません。
この、
感動も感激も特に感じない日常。
これこそが、私が望んだ夢である
という、このことについて、
あきらめるのです。
あきらめる=明らかにする
ここで「あきらめる」の定義を慎重にする必要があります。
原点回帰。
国語辞典ではなく古語辞典で確認しましょう。
~学研全訳古語辞典より引用(太字、下線は松本による)~
あきら・む 【明らむ】
他動詞マ行下二段活用
活用{め/め/む/むる/むれ/めよ}
①明らかにする。はっきりさせる。
出典徒然草 一三五
「ここもとの浅きことは、何事なりともあきらめ申さん」
[訳] その辺の身近なことは、どんなことでも明らかに説明申し上げよう。
②晴れ晴れとさせる。心を明るくさせる。
出典源氏物語 早蕨
「嘆かしき心の中もあきらむばかり」
[訳] 悲嘆にくれていた心の中も晴れ晴れとさせるほどに。
注意 現代語の「あきらめる」は「断念する」意味だが、古語の「明らむ」にはその意味はない。
~引用ここまで~
急には受け入れにくいかもしれません
「ちょっと何よくわかんない」
「なんとなくわかるけど、しっくりこない」
「すぐには信じられない」
いろいろな感想があるでしょう。
私もずいぶん時間をかけてきましたが、
ここで公表しても問題ないと思えるようになったのは、ついさっきです。
少し、頭の中がグルグルするかもしれません。
無理をせずに、
ふと思い出したときにでも
思い返すくらいでちょうどいいと思います。
でも。
この秘密を読んだ方には
今、秘密を読む理由がきっとあるのです。
今の時点では、その理由が分からないだけ。
それが分からないことは
別に問題ではありません。
日常の風景で目に入るものが少しずつ変わって
それがしばらく続いて、続いて、
気づけばこんなところまで来たね。
そんな、少し未来の私たちの会話が
聞こえてくるような気がします。
今日の話は、
何度も何度も繰り返し話題にして
少しずつ慣れていくのがいいと思います。
今後また、
こちらでも書きますね。
今年12月まで、あと5回開催する
京都での講座に参加してくださると
ゆっくり、詳しくお伝えできると思います。
今日もまた、言葉とともに。
【幸せをつくる無敵の言葉学】松本エリハ
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