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『伝えたい、それは伝わる』
ふだん何気なく、誰かと話すとき。
私たちの脳は、実はビュンビュン動いています。
Aさんに「①」ということを聞いて、
それに対して「②」という返事をするまでの間に
数え切れない「言葉」が脳をよぎっています。
例を挙げてみましょう。
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②あなた「うん、7時だよ。場所を決めないとね」
Aさんとあなたは明日待ち合わせをしているようです。
特になんということもない、「ありふれた」会話ですよね。
これを今日は、細かく切り刻んでいきます。
繰り返しますが、私たちの脳は常にビュンビュン動いているのです。
誰かからの言葉に対して、
短時間でかなり多くの言葉が、脳内をよぎります。
こんな具合です。
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
※A-1からA-10の( )内は、あなたの心をよぎった言葉です※
→A-1(明日って、何曜日だ?)
→A-2(あ、金曜日か)
→A-3(7時って、朝?夜?)
→A-4(あ、夜7時に待ち合わせするって言ってたなあ)
→A-5(あれ?待ち合わせの場所、決めてなかったんじゃないかな?)
→A-6(いや、駅の改札は寒いから、どこかお店に入っとこうって話してたな)
→A-7(でも、こないだの話では、駅前にどんなお店があるかわかんないから調べとくねって、Aさん言ってたな)
→A-8(え?Aさんお店決めたって言ってたっけ?LINEで来てた?)
→A-9(いや、そんなLINEは来てないな)
→A-10(じゃあ待ち合わせ場所の話をしなきゃ)
②あなた「うん、7時だよ。場所を決めないとね」
A-1からA-10の( )内は、
あなたの脳内でビュンビュン飛びかっている
「言葉になる前の言葉」とも言えます。
・・・ふう。
脳内って、忙しいですよね。
そして上に挙げた
A-1からA-10までのどの段階で、あなたは返事をしてもかまわないのです。
どこで返事をするかによって、会話の流れは変わってきます。
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-1「明日って、何曜日だっけ?」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-2「明日って、金曜日だよね」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-3「夜の7時?」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-4「夜の7時だよね」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-5「うん、7時だよ。待ち合わせの場所、決めてなかったよね?」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-6「うん、7時だよ。待ち合わせ、改札じゃないよね」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-7「うん、7時だよ。待ち合わせ場所、決めた?」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②ー8「うん、7時だよ。待ち合わせ場所、LINEくれてたっけ?」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-9「うん、7時だよ。待ち合わせ場所、LINEもらってないよね」
①Aさん「明日、7時でよかったっけ?」
②-10「うん、7時だよ。場所を決めないとね」
「人と話す」「会話をする」という、
あちこちで行われている出来事ひとつひとつのうしろで
おびただしい量の言葉が
あっちでもビュンビュン、こっちでもビュンビュン
飛び交いまくっていることになります。
そりゃ、人とたくさん話すと体力を消耗したり
そうした環境が続くと、疲れやすくなったり
して当然ですよね・・・。
さて、長い例文はおしまいにして、
今日の結論はこれだけ。
↓↓
話してる言葉以外にも
ものすごーーーーーーーーーくたくさんの言葉がビュンビュン飛び交うなかで、
私たちは
「人と話す」
という奇跡のような芸当を
まるで当たり前のように扱っている
(結論おわり)
相手が「伝えたい」何かを受け取り、
それに対して何かを「伝えて」返す。
「言葉で伝える」って、
大げさじゃなく、
ほんとうは、ほとんど奇跡なのだと思います。
それを当たり前と感じずに、ていねいに扱うことで
「伝える」も「伝わる」も
とんでもなく幸せなことなのだと、思えてくるのです。
今日もまた、言葉とともに。
応援しています。
松本エリハ
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『伝えたい、それは伝わる』
2019年2月12日(火)・京都
『伝えたい!』あなたのための言葉のワークショップ
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