週末の京都は桜が満開でした。
最初は「わ~キレイ~」
とか言いながら見るんですけど、
だんだん無口になりますよね・・・
出る言葉が尽きてくるというか。
夜桜も美しかったです(^^)
言葉は記憶とつながっている
言葉は私たちの記憶とつながっていて、
何かを見ては何かを思い出して
その思い出した何かのことを思いながら
私たちは言葉を発しているとも言えます。
目の前のことを話してはいるけれど、
昔の自分と話しているような。
言葉はイメージを伴います。
”桜”と聞いて真夏の海を思い出す人はまずいません。
逆に、
”灼熱の太陽”という言葉から
冷たい冬の空を思い出す人もあまりいませんね。
そもそも日本語で話し日本語で思考するということは、
四季のある日本での暮らしが土台となっているので
言葉がもたらすイメージもまた
経験や環境の影響を受けているはずです。
何かの言葉を受け取って、
自分が何か感じた時に
「もしかしてこう感じるのは
自分にとってのイメージが影響しているかもしれない」
と、立ち止まる習慣は大切です。
同じ言葉を間にはさんでいても、
私のイメージと相手のイメージがまったく違う
という可能性も常にあります。
「話せばわかる」
とは、単に会話をすればよいということではなくて
この、イメージを共有していく作業が重要だ
ということを指していると思うのです。
言葉を使うことは、
だれかとつながること。
つながる相手の数は特に問題ではありませんが、
どうせ生まれて生きているのなら
楽しく、心地よく、面白くつながっていきたい。
そんなことを感じながら
新しい季節、新しい一日を
スタートしてみると楽しいかもしれませんね(^^)
今日も言葉に守られ、励まされ、
応援しあえる一日となりますように!