【幸せをつくる無敵の言葉学】
現役国語教師&ラジオパーソナリティ
松本エリハです。
なぜ?話し方が「ぎこちない」のか?
私たちは普段、
自然に
話しています。
なのに。
人前や動画で話したとたんに
ぎこちなく
なるんです。
いつもやってるのに。
眠くても、酔っ払ってても、いつもなら
自然に
話してるのに、なぜか
ぎこちなくなるんです。
気持ちが話し方にあらわれている
気持ちと身体はつながっています。
「話す」という行為は身体を使いますから、
当然「気持ち」の影響を受けます。
人前で話すとき。
動画でカメラに向かって話すとき。
どんな「気持ち」でいますか?
緊張している
これですね。
この
緊張
というやつが、私たちの身体と話し方にあらわれるのです。
そこで、これだけ注意してみてください。
話し終わりを軽く
人は緊張すると、その緊張感をどこかに逃がしたくなります。
視線があちこちに動いたり、
身体が左右にゆれたり
手に持ったペンや紙を不必要にさわったり。
そして、この「緊張を逃がす」は
話し方にもあらわれます。
多く見られるのが、
話し終わりだけ声が大きい
例)
「こんにちは、松本エリハです。
今日は次回の特集についてお話します。」
例えばこのフレーズが
「こんにちは。
松本エリハです。
今日は次回の特集についてお話します。」
というふうに。
もちろん他にも
「緊張感を逃がす」ためにやってしまうこと
はあるのですが、今日は代表的なこのことを。
話し終わりを軽く
別の説明をすると、
話し終わりに力を込めない
ということです。
「この人の話は聞きやすいな」
と感じる人の話し方を観察してみてください。
話し終わりは
「○○についてお話します。」
のように強く(大きく)なっていないはずです。
「緊張しないようにしよう」
と思えば思うほど、身体は緊張します。
緊張を取るために精神を鍛えるより、
話し終わりを軽く
というように、
形から入ってしまう方が
簡単で確実です。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね!
【幸せをつくる無敵の言葉学】
松本エリハ
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