【幸せをつくる無敵の言葉学】

現役国語教師&ラジオパーソナリティ・松本エリハです。

 

中高生あるある

私は普段、高校生に国語の授業をしています。

まあ、もう、ほんとうに

いろんな生徒がいるわけです。

 

学力も、意欲も、好みも、ほんとに人それぞれというなか、

比較的よくある光景に

 

 

フリーズ

 

という現象があります(私がそう呼んでいるのですが)。

 

フリーズとは

文字通り、勉強中に固まって動かなくなったかのように見える状態をこのように呼んでいるのですが、

私がいちばんよく見かけるのが

 

読めない漢字に出くわしたとき

 

 

フリーズする長さには、もちろん個人差があるんですけど、

結構多くの生徒が見せるんですよね、フリーズ

 

読めない漢字

②たぶん読めてるけど意味がわからない熟語

③ふりがなが付いてて読めるけど初めて見た日本語

 

だいたいこの3つのどれかに出くわすと、

フリーズする子が出てきます。

 

そのたびに、思ってたんです。

 

 

考えて出てくるものじゃないのにな・・・

 

 

知らないものは仕方がない

「わからないもの」に対する対応って、大きく分けて二つだと思うんですけど、

 

①落ち着いて考えれば正解が分かる

②いくら考えても分からない

 

でね。

国語(なかでも漢字)でフリーズしたとき、

①で解決することってほとんどないです。

 

だって、

知らない漢字は読めないし(漢字の一部分から読み方を推測することはできますが)

見たことのない日本語の意味は分からないし。

 

それを

 

じーーーーーっと考えていても

答え出てこないじゃない?^^

 

 

でもね、生徒たちよくやるんです。

 

プリントや教科書を前にして

じーーーーーーっとフリーズ。

 

あれ、どれだけ時間をかせいだら答えが出てくるとか信じてるんですかね。

 

どうも、多くの子たちは

 

待ってるんです。

 

大人が「もういいよ」って言うのを。

なんなら

「そこは○○でしょ」と答えを言ってくれるのを。

 

待ってるんです。

 

 

でもさ。

 

私それしないんです。

 

だって、せっかくの

「わかった!」

の瞬間を奪うことになるじゃないですか。

 

できませんよ申し訳なくて。

 

 

結論

 

知らないもの(考えても答えが出てこないもの)は、

 

調べよう。

 

もうね。

これしかないんですよ。

 

だからね、大人のみなさん。

 

子どもがフリーズしてたら、

答えじゃなくて

調べ方を教えてあげてください。

 

じゃないと彼ら、

ずーーーーっと固まったままなんです。

 

そして、

一回で覚えなくても怒らないでください(笑)。

 

毎回調べて、毎回ふりがな付けたっていいじゃないですか。

 

よくばって、もうひとつお願い

あと大人のみなさん、

「身近に子どもや学生がいないよ」

っていう人も、おられるでしょう。

 

そうですよね、少子化ですもの。なんたって。

 

そういう方も、ぜひ協力してください。

 

分からないことや知らないことに出くわしたとき、

 

放置しないで調べてください。

 

やっぱりね、知ることって、楽しいんですよ。

 

そして今なら、何かを調べることってほんとに簡単にできるじゃないですか。

 

だから、

「知らないことは悪くない。調べればいいんだよ」

そして、

「知らないことを知るって、楽しいよ」

 

これを、子どもたちに見せてあげてほしいんですよね。

 

点数のため、

評価や試験のために調べることも重要かもしれないですけど、

本来私たちって

 

「知らないことを知る」って楽しい!

 

という世界を生きてるはずなんです。

 

だから、ご協力お願いします。

 

知らないことは、放置しない。

「知るって、楽しい!」と

大人が面白がってる世の中なら、

子どもたちに何か残せるものがあるかもしれないと思うんです。

 

ご協力、お願いします^^

 

 

今日もまた、言葉とともに。

【幸せをつくる無敵の言葉学】松本エリハ


☆2019年12月までの限定開催☆
【「話して伝える言葉の講座」@京都・四富スクウェア】
  次回は10月26日(土)10時~12時 です!

おすすめの記事