覚悟とは、諦めのことだ


【幸せをつくる無敵の言葉学】
現役国語教師&ラジオパーソナリティ
松本エリハです。

 

最大限の私を生きる、という諦め

 

諦める

 

という単語には、やや後ろ向きの印象がつきまといますが

 

抵抗をやめる

 

という単語に置き換えると、

 

本来の意味の輪郭がはっきりします。

 

 

無駄な抵抗をやめる

 

押し戻さない

 

特定の方向に向けようと、力をかけない

 

このあたりまで意味を開いていくと、この

 

諦める

 

という単語が何を示すのか、

 

どのような身体と心の状態に波長を合わせるのかが

 

はっきりするのです。

 

 

そしてこの

 

諦める

 

という単語は、同時に

 

覚悟する

 

という側面も持っています。

 

喜ばしい状態がもたらされることを、覚悟する

 

覚悟

 

というと、何か

 

恐ろしいことが起きたり

 

悪いものがやってきたり

 

そうした事態が起きる「つもりをしておく」

 

という面ばかりが印象に残りますが、

 

表面的には正反対のもの、つまり

 

今、望んでいるもの

 

長年夢見てきた状態

 

ずっと欲しかった環境

 

これらがいよいよ自分のもとにもたらされること

 

これに対しても、

 

覚悟

 

は必要となるのです。

 

つまりは、

 

諦める。

 

よい方向にしか向かわないことを諦める。

 

欲しい状態がもたらされる以外にありえない事態を、諦める。

 

 

怖いものへの覚悟と

欲しいものへの覚悟に

必要な作業はまったく同じで、

 

あとは慣れの問題です。

 

私たちはうっかりすると

 

怖いことに対する恐怖

 

と同じかそれ以上に

 

好ましいものへの恐怖

 

も持ち合わせていて、

 

そのことに気づくのは難しい、と

 

信じているだけなのかもしれませんね。

 

 

 

【幸せをつくる無敵の言葉学】松本エリハ


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